安全で快適な雪国の生活を目指して

我が国の面積の半分以上は豪雪地域に属し、さまざまな雪氷災害に直面する厳しい冬の生活を強いられています。一方、あまり雪の降らない地域では少量の降積雪が生活や生産活動に混乱をもたらします。近年では車への依存や高齢化などの社会変化、あるいは地球規模の気候変動などにより、雪氷災害の様相も変わりつつあります。全国の雪氷災害犠牲者は毎年百数十名にのぼり、局地的に集中する豪雪や湿雪による被害も目立ちます。このような被害を軽減するため、防災科学技術研究所雪氷防災研究センターでは、災害に結びつく降積雪粒子のミクロな構造の研究や雪崩、吹雪、着雪氷などのリアルタイム予測に関する研究を行っています。


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